ちょとそこまで 64


  苦節!?・・・5年ついに!ついに!!7.5kg 78cm・・・H氏超ハッピー・・・でかいでしょう!!!

 
小笠原諸島が世界遺産になって、はや1年・・・今年もそんなことには関係なく...「見事なるおっさん達」が今年も7月末に母島+父島=両島ダブル攻略に行ってまいりました!!!
 今年の小笠原は7月半ばまで絶好調!!!!・・・父島では女性の手によって口白の超8kgクラスがイクシーク・ジュニア軽戦によってキャッチ&りり−スされそれに続く超7kgも連続して釣れ!!!母島ではGTロウニンアジ50kgに届く超大型がキャッチされております・・(無論ロッドはイクシークリールはAVETですぞ!!!)

 そんなわけで、いつもどうりの4人組は意気揚々と出かけたのであります・・・
 まずは母島はラ・メーフ秀洋丸平賀船長にお世話になりました・・・母島は日本で唯一漁業組合が「バグリミット=釣魚持ち帰り規制」を提示していて「一航海につき5kg以上1尾のみ持ち帰り可他は全てリリース」というものなのでありますが〜・・・・無いよりははるかにましなのではありますが〜・・・「5kg」という線引きが大きな問題(2000年頃の小笠原では5kgはごくごくありふれた大きさ!)でこの10年間で30歳以上の貴重な大物たちばかりが3000尾以上釣り場から消え去った勘定になり、かつての状態は残念ながら維持されてはいないのであります・・・しかししかし何しろ日本で唯一の「バグリミット=釣魚持ち帰り規制」の効果はそれなりに素晴らしく今でも85点程度の石物の濃さを維持していることは間違えないのであります。。。早い時期の100%リリースの釣り場になることを期待する次第ではありますな・・・

 ご存知ない方のための豆知識・・・「小笠原諸島での口白=大型石垣鯛狙いの釣り」はおよそ2000年から始まったのですな・・・なななんとそれまで釣りの対象になるほど生息していないと考えられていたのですな・・・結構びっくりでしょう!!!!

 さてさて、そんな前評判はすぐさま、おっさん達を裏切るわけで27度程度あった水温が数日前からなぜか25度だいに落ちるという見事さ!!!・・・しかししかししかし「見てくだせえ〜お代官様〜」・・・
                              「運命と結うものは努力した人に偶然と言う橋をかけてくれる」・・・これですがな〜〜〜

動画


 苦節!?・・・?年EM氏・・・74cm7.1kg ・・・やっぱり・でかいでしょう!!!


 苦節!?・・・?年またしてもEM氏・・・75cm6.9kg ・・・これまた・でかいでしょう!!!

 ところで、石鯛釣りを知らない方には全長70cm超でしかも体重7kgを超える超大型の石垣鯛つまりは大型口白に遭遇できる確率は小笠原諸島を省く関東地方の釣り場でどれほどのものかをお伝えしましようかね!・・・石垣鯛が口白(口白石鯛とも言う)と呼ばれるのはおよそ3kg50cm約10歳を越えたあたりからでしょうか?人によっては4kg60cm約20歳を超え無ければ口白とは呼ばないという方もおりますな・・・つまりは口白の定義というものはかなり曖昧なのですな・・・
 
 そして北は房総半島から南は伊豆半島にかけて多くの石垣鯛は生息しているのですがなぜか2kg45cmを超えるものは、ほぼ皆無!!!平均では1kg35cm程度なのですな!!??この傾向は伊豆大島海域まで続きそこから数時間ほど汽船に乗った利島以南では数こそ少ない物の、いきなり超大型の口白が出現してしまうのですな!?!?・・・新島、式根島、さらには神津島、三宅島、八丈島、青ヶ島と何かするにつれてようやく本格的に口白に遭遇できるようになり、その分石鯛の生息率がぐっと減って三宅島では石垣鯛「150」に対して石鯛は僅か「1」の比率なのですな!・・・

 実際石鯛釣りに手を染めてみるとこの住み分けは非常に不思議で未だに学者さんもEIZOさんも「?????」なのですな・・・さてさて本題「超大型の口白」はつまりは伊豆七島利島以南でないと出会えないわけで、この10年間で見ると年平均で・・・たったの5尾!!!!・・・ざっくりした話で言えば・・・延べ10000人の石鯛釣り師に対してたったの5尾!!!!・・・How do you think???
・・・どうします???

      いかに小笠原の海が素晴らしいものなのか・・・この数字から見ても十分に存分にご理解いただけるはずですな!!!!


こんなものではご機嫌斜めのF氏・・・それでも65cm5、2kg

 父島では例年通りのボロ船!仰天丸登地船長にお世話になり...大物泳がぜに挑戦したH氏を省く3人で57尾(2〜5.6kg)をリリースし、これまた実に楽しい三日間でありました!!!


ご存知「ゲテモノ名人 I 氏今年は巨大「アオチビキ」多分20kg(15kg秤振り切り!!)約120cm・・・それもなんとイクシーク・スペりオールAVET
NEW
の石鯛セットでの快挙やっぱり釣りは「腕」と「道具」ですな!!!!




口白以外のお客様もどれもこれも4kg以上のものばかり!!!

今回絶好調のH氏・・・口白7.5kg、6.1kg、6.0kg、5.5kg・・・さらにはタルミの7kgオーバー!!!

・・・というわけで本年は五年目の恨みを!?一気に爆発させたH氏を筆頭に一応それなりに「ハッピー」に終了・・・最も二人で6回もラインブレークしたI氏とF氏の心境は推して知るべし...ですな!?!?

 それにしても「キャッチ&リリース」は素晴らしいですな!・・・ここで皆さんに見ていただいている、これらの魚達は全て丁寧にリリースされております。
 貴方がいつの日か小笠原諸島に出かけた折にはあの紺碧の海の中には彼らが...そして彼らの子孫が貴方を待っていること100%ですものな!!!


        
          「最高のパートナーを失ってはならない・・・魚達は最も大切な貴方のパートナーだ・・・Never don't kill !」


タックル
ロッド・イクシーク5353
    イクシーク5234スぺリオール
リール・AVETアベットMXL64、JX63リール
ライン・バリバス石鯛・24号・30号
針・グランクチジロ20号・23号
エサ・白髪ウニ

お問い合わせ
TEL 03.3201・2000  Eメール info@sabalo.co.jp
父島渡船・餌 ぎょうてん丸
母島渡船・しゅうよう丸




・急告・ 石垣鯛のシガテラ毒中毒・激増
2009年度のTVニュースで報道のあった通り(見ましたか?)石垣鯛をりり-スせずに持ち帰り食べた人・・・確認されただけでも30人以上の方がシガテラ毒にあたっています。また最近ではすべての海域での石垣鯛でのシガテラ中毒発病が報告されています。
シガテラ毒は死者も出ていて、時には1年以上の治療を必要とする猛毒に属する自然毒です。
すでに2002年の外房における石垣鯛のシガテラ中毒の料理店の敗訴により有名料理店、レストラン、鮨店では販売を自粛するのが常識となっています。
「知らぬは釣り師ばかりなり」にならないようにリリース派の方には関係のないお話ですが、一般的には熱帯を主に発症していましたが、海水温の上昇(最近の伊豆七島南部では30℃を頻繁に越す!)と地球温暖化の影響により本来南方系の自然毒が関東近海にも頻繁に発症するようになったようです。
「石垣鯛の法的持ち帰り禁止」は急務ではないでしょうか?

2008年4月12日夕刊読売より抜粋
塗装業M氏(44)はいしがきだい48cmを釣り上げ持ち帰り食したところ家族従業員9名全員が下痢腹痛に見舞われうち2人は入院!!!水を飲んだり冷たいものにかかわると感電と同様の症状が続き悩まされた「こんなつらさは2度と味わいたくない」とM氏の弁・・

           
  「今や、石垣鯛は絶対に食べないほうが間違えありません
          すべての方の利益のために100%のリリースを…」

シガテラ毒とは

特に重症の場合は、熱に対する反応が変化する。すなわち、熱さと冷たさに対する感覚が逆転するドライアイスセンセーションという症状に陥る。

シガテラ毒による中毒症状は、摂取後、約30分から数時間ほどで現れ、腹痛,嘔吐,下痢などの食中りの症状が起こり、血圧低下,関節痛,筋肉痛,運動障害などの症状が現れ、特に顕著に現れる症状として、ドライアイスセンセーション(普通の水が極端に冷たく感じたり、暖かいものが冷たく感じたりする)と呼ばれる知覚異常があります。神経系の障害により、麻痺,痙攣そしてショック状態となり、昏睡し死亡に至る(死亡率は低い)場合があります。また、始末の悪いことに症状が数ヶ月から1年以上に及ぶのです!!!






























小笠原諸島釣行 2013夏